ミッキーマウスの生みの親であるウォルトディズニーの発した「ディズニーランドは幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしい」という言葉があります。
本動画はニューヨークにあるロングアイランドのショッピングモールにミッキーマウスを始めとしたディズニーキャラクターが突然やってきたサプライズイベントがクールな演出をしています。
ウォルトディズニーの言葉の様に大人も子供も体験できる楽しい思い出作りとはどのようなイベントでしょうか?
ストーリー
ミッキーマウス、ミニーマウス、そしてドナルド、デイジー、グーフィーの5人がショッピングモールに現れます。
現れると言っても最初はシルエットだけです。
店舗の開店前にイベントブースを設営し、そこにはシルエットを映し出すスクリーンが通路の壁面に並んでいます。
何も知らないお客さんがそのスクリーンの前を通ると同じ動きをしたキャラクターが現れます。
シルエットを見た人はそれが誰の影なのか直ぐに分かり、立ち止って様子を伺います。
そして、自分と同じ動きをしていることに気づき、色んな動きを試してみます。
スクリーンの裏から人の動きを見て真似ていますのでタイムラグがあったり、全く同じ動きはできないのですが、逆にそこに可愛さが生まれています。そして圧巻なのが、敏腕ダンサーが現れた時にミッキーがダンスバトルを繰り広げるシーンです。集まった観客から拍手の喝采を浴びます。
イベント最後には観客の前にキャラクター達が現れ、ハグをしたり、触れ合いの場を提供します。
この動画の狙い
ショッピングモールにミッキーマウスが現れるなど日本では考えられない事がアメリカでは実施されています。
本国という事もあるかもしれませんが、大陸的でおおらかな文化があるアメリカならではで、さすがに太っ腹だと思います。
世界的な人気キャラクターであるディズニーキャラではありますが、ディズニーランドに行かないと会いないと言う概念があります。
しかし、このような一般生活圏内にあるショッピングモールに突如現れる可能性があると言うことが実行されれば、今後ももしかしたら会えるかもしれないという期待感と夢を生活者に与えます。
また、サプライズプロモーションを行うことで写真投稿などのパーソナルメディアを利用したSNS拡散を狙ったブランドPRにも繋がる施策であると言えます。