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携帯会社「Vodafone」が挑む4G回線の信頼を高めるPR動画とは?
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携帯会社「Vodafone」が挑む4G回線の信頼を高めるPR動画とは?

4GのPRをするVodafone

世界最大の携帯電話会社である「Vodafone」が提供した4G回線の信頼性を高めるPR動画に注目が集まっています。
チャレンジングな動画だからこそ、見るものの眼を釘づけにするCMと言えるでしょう。

車上に取り付けられたスマートフォン

ストーリー

舞台はとあるレース場。そこに1台のレーシングカーが登場します。
車内が映し出されると、ドライバーにはニュージーランドのレーサー「マッド・マイク(Mad Mike)」が、助手席にはVodafoneの「トニー・バード(Tony Baird)」が乗り込んでいます。

ここまでは特に変わった様子もなさそうですが、よくよく見るとレーシングカーの窓が塞がれています。
そして車上には4台のスマートフォンが取りつけられているのです。
マッドがスマートフォンの画面を操作し、モニターに映し出すと、それを皮切りに一気にアクセルを踏み、ドリフトし続けます。

見事なテクニックでドリフトを続けるマッドと、それに興奮するトニー。マッドは最後まで無事にドリフトしきります。ハイタッチを交わす二人。
その後「4G、それはあなたが信頼できるネットワーク(4G, a rede em que podes confiar)」とキャッチフレーズが現れます。

車内のモニター

この動画の狙い

Vodafoneが制作した今回のPR動画は「品質・信頼の向上」を狙ったものです。
Vodafoneが提供する「4G回線」などの通信サービスは、目に見えないサービスであるため付加価値への疑問が大きいです。
そこで実際にどのくらい優れた通信回線なのかを「命を掛ける」ことで実証することに成功しています。
またレーシングを使っているのも視聴者の興味を引くのに適しています。

万が一の事態になれば大事故が起こるとも限りません。
そんなスリリングな状況下で果敢に挑戦されているため、視聴者は見ていて飽きが来ずに、最後まで動画を見ることができる内容となっています。

ドリフトを続けるレーシングカー