子供の心を引き立てるコニカミノルタの動画「dream printer」が幸せ気分にさせてくれる！
とある公園に置かれている一台の大型プリンター。
その周囲は賑やかに装飾されていて、プリンターには「あなたの夢を聞かせて！」と書いてあります。家族連れで多くの子供が集まる公園では、多くの子供がこのプリンターの存在に気づいて集まってきます。
さて、子供たちの夢を聞いたプリンターはどんなアクションを起こすのでしょうか？
ストーリー
公園に設置されたプリンターに子供たちが将来の夢を文字に書き起こした紙を読み込ませます。
しばらくするとその子供の似顔絵と一緒に夢の職業の姿となってプリントアウトされます。
子供たちは喜びと驚きでその似顔絵を家族に見せ、みんながプリンターに集まってきます。
みんなを笑顔にし、家族に幸せを与える企画となっている動画です。
しかし、この仕掛けは単純で超アナログです。
大人なら直ぐに気づくと思いますが、純真な子供だからこそ夢が広がります。
実はプリンターの中に絵描きさんがいて、プリンターに備え付けられたカメラに子供の顔が写し出されます。その顔を見ながら将来の夢を絵に落とし込みます。そして似顔絵をいかにもプリントアウトされた様に出力します。
単純な仕掛けですが、アナログ感から従来の人間らしさがにじみ出ていて、それも反響に繋がったのかもしれません。
この動画の狙い
クオリティや機能性を全面に打ち出す告知ではなく、企業イメージを向上させるためのブランディング施策です。
夢を与えることで子供たちは喜び、楽しみます。そして分からずともその内容とブランド名は記憶に残るかもしれません。良い記憶を残す事でいずれ成長して大人になった時にはコニカミノルタに良い印象を持っている期待感が持てます。
このような施策は小さい時からイメージの刷り込みを行う狙いがあります。
また大人に対しても可愛い我が子に喜び夢を与えてくれたことに良い印象を持ち、ブランド効果に繋げる意図も垣間見えます。
家族全員に訴求できる効果的な施策であり、上手なコンテンツマーケティングができていると言えます。
