JT(日本タバコ産業)が運営するバレーボールチームである「JTサンダース」の認知動画です。
自分のチームの凄さを知らしめる動画なので一般の企業広告とは異なり自由には作れるのですが、ちょっと行き過ぎている感があります。
それがバズを狙ったのか、そこまで意識していなかったのかはわかりませんが、バスケットボールをする人からしてみては侮辱されているように捉えられます。
ではどのような動画か見てみましょう。
ストーリー
JTサンダースのメンバーが、たまたま公園を通りかかるとバスケットボールをしている若者に遭遇する。
するとボールがメンバーの足元に転がってきて、それをバレーのアタックでゴールを決めてしまう。
バスケットボールをしていた若者は、それを見て火が付いたのかアイコンタクトで試合を申し込む。
しかしながら、JTサンダースのメンバーはバレーの技を見せつけ、超ロングシュートなどでコテンパンにして勝つ。
動画の狙いと影響
元々チーム認知を上げるための動画です。
内容は上記であげた通りでセリフはなく、BGMと映像だけで構成されています。
見て頂くと分かる通り、とんでもないゴールを決めたりするシーンもあったりして、おそらくこの動画を作った目的は凄い映像でインパクトを与えればバズって、沢山の人に見てもらえるだろうと言う狙いだと思います。
しかし、バスケットとバレーの試合と言う発想をコミュニケーションとして表現すれば良いのですが(認知広告なので不要ですが)そうではなく、バレーの圧勝で終わらせてしまっています。
見る人が見たら良い気もするかもしれませんが、バスケを愛する人達からしてみれば物言が入る可能性がある動画であると個人的に感じました。