Web上のリッチメディア広告や動画広告、また動画マーケティングについても研究し、Webメディアとして配信

ピンポン玉が商品イメージ?アーティスティックさを感じさせるPEPSI MAXのブランディング動画
, / 3131

ピンポン玉が商品イメージ?アーティスティックさを感じさせるPEPSI MAXのブランディング動画

PEPSI MAX

PEPSI MAXの特徴は強烈なフレーバーとエナジーの強さです。
Diet PEPSIの2倍近いカフェインを含有し、原材料に高麗人参を入れるなど、インパクトがある力強い味に仕上がっている商品です。
その力強さを分りやすくした伝える本動画が見る人を圧倒し、一度見始めたら目が離せないという内容となっています。

ではこの動画がどのように訴求しているのか見てみましょう。

「ネズミ捕り器」の上の置かれる「ピンポン玉」

ストーリー

昔懐かしい「ネズミ捕り器」の上の置かれる「ピンポン玉」は軽くてちょっとした力で飛び跳ねる特性があります。このピンポン玉がセットされたネズミ捕り器が床上に無数に並んでいます。
その玉の色は全て「白色」です。

綺麗に整列されているため見た目にも芸術的に写り、見る人を魅了します。
一般的な人であれば「ネズミ捕り器の上に置かれたピンポン玉」となれば、何が起こるかは大体想像できますが、実際にそれがどのようなアクションをするかは見たことがありません。
そのため続きを見たくなり、再生し始めた人は必ず最後まで見ることが期待できます。

そして本動画は、別の場所にあった一つのネズミ捕り器からはじけたピンポン玉が飛ぶシーンからスタートします。
そのピンポン玉の先には無数に並んだネズミ捕り器があり、その上に落下します。
落下した玉が接触し、一つ弾けることで他に連鎖し、たちまち無数のピンポン玉の嵐が起こります。
その後、別に用意されたファネルに一つの飛び跳ねたピンポン玉が入り、回転しながらファネルのボトムに落ちていきます。
その下には鏡張りのブースにまたも無数に設置されたネズミ捕り器。そこにもピンポン玉が置かれていますが、その色は「白」「赤」「青」のペプシカラーとなっています。
同様に弾け、ピンポン玉の嵐が起きますが、鏡貼りにより、幻想的な映像として目に移りだされます。
最初から最後まで目を放せない強烈なインパクトのある動画コンテンツです。

「ネズミ捕り器」からはじけた「ピンポン玉」

この動画の狙い

PEPSI MAXの力強さを訴求する動画として躍動感のあるインパクト。その表現するアイテムに選定されたピンポン玉。
炭酸の強さをはじけるシーンをピンポン玉と掛け合わせ、さらにペプシカラーを映像全体に飛び散らせることで商品の力強さを訴求するには最適なアイテムとなっています。

この映像により、自社の独自性に繋げ、競合他社との差別化を明確化できる動画に仕上がっています。
また、一度見たら最後まで見たくさせることを狙った施策により、離脱なく最後まで見てしまうだろうという人間心理をついたコンテンツと言えます。

一度みたら忘れることのないインパクトから、そのメモリーにより生活者が商品を店頭で見た時点で記憶が蘇り、スムーズに購入へと導くことが期待できる動画といえます。

ペプシカラーの「ピンポン玉」が炭酸の強さを表現