Airbnbとはアメリカのカリフォルニアに本拠地を置く旅行予約ポータルサイトです。
ポータルサイトと言っても一般的な宿泊施設と旅行者をエンゲージするだけではなく、一般人の自宅や自身が保有している施設なども含め、幅広い宿泊先が予約できるサイトとなっています。
では「暮らすような旅を提供する。」を事業テーマとしているAirbnbが公開するジオラマを使った動画コンテンツとはどのような施策となっているのか紐解いて見ましょう。
ストーリー
全て手作りの世界観ある町並みをテーマにして作られたジオラマを走る鉄道に小型カメラを搭載し風景を視聴者に見せます。
自然の景色やお城、海を抜けた先にジャングルが現れ、トムソーヤが住む様なツリーハウス、一般的な家庭のリビング、方やロッジ風の家などを通り、ビルが立ち並ぶ都会に進みます。
このシーンのビルには日本語が記載されているので新宿西口のビル街などをイメージしていると思われます。
そしてヨーロッパの石造りの町並みを抜けると最後に横断幕が現れ「welcome home(我が家へようこそ!)」というコピーで締めくくります。
この動画の狙い
事業コンセプトである「暮らすような旅の提供」は正にAirbnbの強みである一般宿泊施設以外の民泊サービスが予約できるところです。
ホームステイ式の宿泊なので地元の人とも交流がもて、地元ならではの情報入手や友人関係も築けることが期待できます。
「暮らすような旅」を表現するのにデジタル技術を使わず、手作りのアナログ感、低い目線から身近な体験をさせることで企業コンセプトの理解促進が深く浸透できる動画に仕上がっていると思います。