経営難から海外企業の子会社となったシャープ。
次世代の新商品開発にAIを取り入れた製品に力を入れているようで、シャープだけでなく各メーカーはに力を入れるのは間違いないが、最近の動画広告を見ていると他社より露出が多くリードを取りたい思惑が感じ取れます。
ストーリー
次世代のスマホ。機能の中心をphoneにするのがベストか分からないほどの多機能となっている次世代の機能性があります。筐体は小型のロボットで愛嬌のあるフェイスです。電話がかかってくると声で教えてくれたり、スケジュールを教えてくれたり、プロジェクターになったり、ありとあらゆるデジタル機能が集約されている設定となっています。
現代のスマホはまだ、能動的に情報を取りにいくのに対し、次世代のスマホは登録した内容をロボットが認識、学習しながら率先して情報発信されるので人間は受動的に情報を受け取れる。このような近未来の夢のある動画に仕上がっています。
この動画の狙い
旧経営陣の舵取りの失敗や先見性の未熟さが露呈され、イメージがかなり低迷したシャープ。ホンハイが経営の舵取りを行い初めてこれから新たなb2cビジネスの巻き返しを行うことが予想されます。まずは莫大な市場となる次世代のスマホに注力し、シェアを奪いブランド力を回復させる狙いがあると思われます。
筐体にロボットを使う事で単なる機材でなはなくパートナー的存在にもなります。今後の展開はユーザーのデモグラフィックやサイコグラフィックデータを登録し、マーケティングオートメーションと組合せ、AIと連動させることでone to oneマーケティングメディアとして台頭することが予想されます。