Web上のリッチメディア広告や動画広告、また動画マーケティングについても研究し、Webメディアとして配信

吉野家「100周年」築地第1号店をモチーフにした新たな動画広告戦略
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吉野家「100周年」築地第1号店をモチーフにした新たな動画広告戦略

吉野家「100周年」

「安い・早い・うまい」で有名な牛丼チェーンの老舗「吉野家」。
近年競合の一社が台頭したり、少し前にはデフレの影響で価格競争に巻き込まれたり、もっと昔であればBSE問題などでの苦しい経営を乗り越えてきております。

私の主観的な感想ではありますが、吉野家のTV CMなどの広告は他社と比較してもインパクトに欠けるところがあり、なかなか現状を打破できないで苦しんでいるようにも伺えました。しかし、今回の動画広告は「吉野家」の本気度が伺えます。

その理由として創業100周年を迎えるという企業としての大切な節目であり、社内的にも一丸となって「攻め」にでる一体感を感じられます。

吉野家の「攻め」の動画広告

ストーリー

明治32年に創業した第一号店「築地店」を舞台にしたストーリーとなっています。
当時の店内の作りをイメージし、客席は店主の前に一列に並ぶカウンターのみ。常連さんとみられる客が仲良さそうに店主との会話を弾ませています。

その店には若い店員が居て、将来の夢を語り、店主にツッコミを受けます。その漫才の様な掛け合いを見て客たちは笑い、見ているだけで昔懐かしい風情に気分が和むストーリーになっています。

100年続く吉野家の味

この動画の狙い

他社の販促展開に二の足を踏んでいた吉野家としては思い切った施策であると言えます。また、この動画の監督を務めたのは「ALWAYS 三丁目の夕日」で有名な映画監督の山崎貴氏ですので話題性、インパクトも申し分ありません。

吉野家は昔からのコアなファンが多く、そのファンへこれからも変わらない味・スタイルを宣言する意味も込められている気がします。企業の理念を顧客に理解させ、これからも引き続き来店してもらうメッセージから、「やっぱり吉野家」と言う気持ちにさせ、益々応援したくなる様な運びになっています。